ガス給湯器の２４号数のセミオートを使って９年経過する頃、少し異音がして故障かと思い、修理をお願いしたことがあります。業者の方は燃焼状態に少し異常が見られ、熱交換器部分に変色が見られるので交換したほうがいい勧められました。私のほうでも原因を少し調べてみたところ、いくつか分かったことがあるので交換を考える時の参考となれば幸いです。まず給湯器の変色自体は異常ではなく経年で必ず発生するものであり、給湯になんら問題のないものでした。また、異音については様々な原因があるので一概に言えませんが、本当に機械の異常という場合もあれば、給湯器の設置がずれてきてしまったことによる壁との摩擦で異音が発生している場合もあるとのことでした。さらに給湯器は部分的な修理を行えば耐用年数２０年はもつため、１０年足らずで給湯器を交換することはないということも分かりました。ただ、新しい給湯器、例えばフルオートタイプだと自動で冷めたお湯を温めてくれたり、地震や火事が起きたときには停止する機能があったり、給湯器の振動が静寂で騒音問題が発生しないなどメリットもあることが分かりました。したがって、給湯器の交換にあたっては異音や変色にとらわれず、異音の原因をしっかり調査してもらって、耐用年数を考慮して交換を検討したほうが良いです。湯沸かし器も同様ですが、こちらは室内の空気を燃焼エネルギーとして利用するため、より素早い対応が必要です。不完全燃焼や火災などの事故にも繋がりやすいため、少しでも異常があれば早急に買い替えなければなりません。私が給湯器と湯沸かし器を交換するために利用した業者は、当日対応が可能で工事が非常に丁寧でした。ネットで見つけたお店でしたが、資格の提示もありましたし利用者の評価は高いようです。急に給湯器が故障した場合、焦ってしまうかと思いますが、信頼できる専門店を探して依頼するようにしましょう。
